ステロイドと同じくらい筋肉増強効果と言われる理論が「筋核オーバーロード」です。
筋核オーバーロードについて調べてみると、、、
超筋肥大トレーニング法
筋核オーバーロードは筋トレ経験が1年以上ある方向けの筋肥大理論です。
筋トレ中・上級者の方向けのトレーニング法、それが筋核(細胞核)オーバーロードです。
筋核オーバーロードのメカニズム
筋核オーバーロードのメカニズムをわかりやすく説明するために、ステップごとに知識をおさえていきましょう。
ステップ① 複数の細胞核を持てるのは筋細胞だけ
通常細胞には細胞核が一つしかありません。
ですが、筋細胞は細胞核を複数個持つことができます。
ステップ② 核が多い筋細胞は筋肥大のポテンシャルが高い
通常、筋細胞には肥大のリミットがあります。一定の大きさまで到達すると、筋細胞の成長は止まってしまうのです。
ですが、筋細胞の核が増えると、増えた分だけ肥大の上限が高まっていきます。
つまり、核が増えるとリミッターが外れるのです。
ステップ③ 筋細胞を破壊すれば核が増える
筋トレをすると、筋細胞が破壊されます。
それを修復するときに活躍するのが筋サテライト細胞です。修復するとき、筋サテライト細胞は筋細胞に核を送り込みます。
修復により、筋細胞中の核が増えるのです。
ステップ④ まとめ
ある期間に連続で同じ部位を鍛えて、筋繊維を極限まで破壊します。
そうすると、筋サテライト細胞が筋細胞中の核の数を増やします。
数週間の休息期間を経て、筋肉が回復した後にトレーニング再開すると、筋細胞の筋肥大リミッターが外れているので、筋肉の合成が促進されるというものです。
つまり、「いかに核の数を増やすか」が鍵。
核はどれだけ増えるのか
核の数は全体で+37%増えた。
14日間の過負荷をかけた結果、核の数は37%増えていました。
連続でトレーニングすることで、核の数は実際に増えます。

筋肉はどれだけ肥大するのか
筋細胞の断面積が平均で35%増えていた。
筋肥大した証拠と言えます。
連続でトレーニングをしても筋肥大することに驚き。
増えた核はいつまで筋肉に残る?
3ヶ月間残る。

驚きですね。3ヶ月間も残るなんて信じられません。少なくとも3ヶ月間です。何もしなくて。
筋肉の成長の源が3ヶ月も残ってくれる。
3ヶ月間は核の数が変わらないということは、3ヶ月間ずっと筋肉合成が促進されてるってことなのか?
ここからが本番
3ヶ月間は核の数が変わりませんでした。それはつまり筋肥大効果が維持されるということなのか?
残念、答えは「?」です。
3ヶ月間の間、分解されている核が幾つか発見されました。
✅ ですが ✅
この3ヶ月間は何もしていない3ヶ月間です。負荷を一切かけていません。そう考えると、多少の筋細胞が分解されるのは理解できます。
この研究について
これらの研究は全て動物を対象に行われました。機械的・化学的な調査です。
人ではありませんが、同じ筋肉を持っています。
管理人の考察
細胞核オーバーロードについて
あるスポーツ選手は毎日激しいトレーニングをしています。ですが、筋肉は小さいですか?おそらく本当に何百日も激しいトレーニングを継続したらオーバートレーニングに陥るでしょう。
ですが、30日連続でトレーニングしたくらいで、オーバートレーニングになるでしょうか。そうは思いません。
論理的には理にかなったトレーニング理論だと思います。成長の可能性も十分にあるはずです。
以前、30日間連続で腕トレをしたユーチューバーも紹介しました。彼らの結果、気になりませんか。ちゃんと〇〇してます。

(彼らの結果は??)
もしやるなら?
✅ オーバーロード期間は14日間。
✅ 中程度の負荷で行う。
✅ 休息期間は5~7日程度
で行いますね。
14日間だけでも十分な細胞核の増加は見られましたし、これを継続し続ければ筋肉が核だらけになると言っても過言ではないです。ww
参考文献
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