筋トレ名 | バックプレス ビハインドショルダープレス |
鍛える部位 | 三角筋全体(肩) 上腕三頭筋 |
レベル | 中級者 |
難易度 | 普通 |
オススメ度 | ★★★★☆ 4/5 |
マスト度 | ★★☆☆☆ 2/5 |
そんなあなたに | 肩を丸くしたい方 肩を使うアスリート |
バックプレス
三角筋後部に強い刺激!!
鎖骨の上にバーベルを下すバーベルショルダープレスとは異なり、後頭部の後ろにバーベルを下すショルダープレスを「バックプレス」と言います。
通常のショルダープレスとバックプレスは、三角筋全体を鍛える種目です。
ですが、一つ異なる点があります。それが三角筋後部への刺激の強さです。バックプレスでは、通常のバーベルショルダープレスよりも三角筋後部に刺激を与えることができます。
怪我をしやすい。ウォーミングアップ大事!
三角筋後部を鍛えることができるコンパウンド種目ですが、高重量は扱わないようにしましょう。思いっきり肩甲骨を寄せてトレーニングするため、肩の筋肉が硬い人は怪我の恐れがあります。
スポーツをしているあなた!
また、肩のインナーマッスルである回旋筋腱板(ローテーターカフ)を鍛えることができる種目です。このインナーマッスルは、肩を大きく回す時に働く筋肉です。野球やテニスをするう人は、肩を大きく回すシーンが多いですが、「野球トップ選手がチューブを使ってウォーミングアップをしている動画」を見たことがある人がいるのでないかと思います。このトレーニングは、まさにローテーターカフをウォーミングアップしているところです。このインナーマッスルを鍛えることで、肩に防具をつけて固定することができます。高校球児は時折肩を脱臼しますが、スウィングに肩の筋肉が耐えきれずに関節が外れているからです。
バックプレスのやり方
❶ 準備とスタートポジション
・バーを肩幅より、やや広めに握ります。
・肩幅程度のスタンスで立ちます。
・バーの下をくぐるように、バーを肩の上に担ぐようにします。
・担いだバーを持ち上げて、後頭部の後ろでバーを保持します。これがスタートポジションです。
❷ 動作
・肘を伸ばしてバーを、これ以上あげきれないというところまで挙上します。
・脱力せずにバーをゆっくり下ろします。反復中は、後頭部後ろ側までしっかり下すようにしましょう。
・反復後は、バーをラックに戻します。
❸ 呼吸法
・低・中負荷の時は、バーを硬化させるときに息を吸い、バーを挙上するときに息を吐きます。
・高重量を扱う時は、スタートポジションのときに息を吸い、息を止めたまま挙上する。下すときに息をゆっくりと吐く。
フォームチェックリスト
❶ 反動を使っていないか。
肘と肩だけを動かすように意識して、下半身や背中、腰は動かさないようにします。上げきらずに、腰が反る時は足の反動を使って、腰に負担がかからないようにします。
❷ 下ろしたときに、バーが肩に触れていないか。
バーが肩に触れるまで下すと、肩がストレッチし過ぎてしまい、怪我の恐れがあります。後頭部の後ろ程度にバーを下せば、十分です。
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